アグリ環境探究
駒止湿原ブナの植林活動に参加しました。
駒止湿原は、南会津町と昭和村にまたがる標高約1,100mのブナ林に囲まれた植生豊かな湿原です。今回は田島ロータリークラブによる社会奉仕活動の一環として、湿原を守るためのブナの植林活動に参加しました。
参加生徒は「森林科学」を受講している、アグリ環境探究系列の生徒7名です。駒止湿原を案内してくださる方と挨拶を交わして現地に向かいます。
急な坂道を上りながら湿原に向かいます。
途中途中で駒止湿原の貴重な植生についても説明を受けました。
実物を見ながら説明を聞くととても分かりやすいです。
南会津特産のクロモジも自生していました。
植林する場所に到着し、生徒は一人一人自己紹介をしました。
「南会津町の湿原を守る会」の方から、ブナの植林のやり方と注意事項の説明を受けます。穴の深さや大きさ、苗木を植えた後の土のかぶせ方など、ブナの苗木が根付くための重要なポイントがたくさんあります。
いよいよ植林活動です。生徒は一人3つのブナの苗木を受け取り、それぞれ植林する場所を決めます。
植林する場所が決まったらスコップを使って穴を掘っていきます。
田島ロータリークラブの方々とも協力して植林していきます。
石が多い場所はツルハシを使って石を掘り起こします。思った以上に大変な作業です。
しっかりと植林することができました。
それぞれの苗木には番号が割り当てられていて、将来、成長の様子を確認することができます。
作業が終わった後は、実際に湿原の散策を行いました。湿原の入り口には緑のマットがあり、これで靴についた植物の種子を落とし、外来種の湿原への侵入を防いでいます。
湿原の入り口近くは、まだ湿原生成の初期段階なので、アシの背丈も高く湿原のイメージとは違った状況です。
湿原の奥に進むにつれて植物の背丈も低くなり、湿原のイメージに近くなってきました。整備された木道に沿って進んでいきます。
ポイントポイントで湿原内に自生している貴重な植物の生態について説明を受けました。
標高の高い場所に広がっている湿原に驚くばかりです。
最後に田島ロータリークラブの方からお話をいただき終了となりました。生徒たちは身近に素晴らしい湿原があること、その湿原を守るために多くの方が活動していること、そして自分たちもその一翼を担うことができたことをあらためて感じることができました。
とても貴重な体験をすることができました。関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
春に定植したサツマイモを収穫しました。
昨年は小ぶりなイモでしたが、今年は大きなイモが
たくさん収穫できました!
日頃の栽培管理の賜物です。
このサツマイモは、10月20日収穫祭で全校生徒へ配布し、
焼き芋などにして食べる予定です。
令和7年9月11日(木)に、福島県教育委員会の「超スマート社会を担う産業人育成事業」の1つ「専門教育魅力発信応援事業」として、田島第二小学校6年生を本校に招き、農業科の「生物活用」で交流授業を行いました。
授業の内容は、南会津町の企業である「株式会社 一十八日(じゅうはちにち)」様の御協力の下、南会津高校の農場で収穫した「薄荷」を蒸留して、アロマオイルとフローラルウォーターを作成するというものでした。
はじめに、高校生が南会津高校の特徴について、スライドを用いてい説明しました。
説明を担当した生徒が所属している、アグリ環境探究系列の説明には特に熱が入りました。
今年度から活動している本校の農業クラブについても紹介しました。
続いて生徒が考案した「薄荷クイズ」を行い、小学生の関心をぐっと引き寄せました。
問題は2択式で、全部で5問ありました。
小学生は正解だと思う方に、元気に手を挙げて答えてくれました。
続いて、今回講師を務めてくださった「一十八日」様から挨拶と会社の概要の説明をいただきました。社名の「一十八日」は漢字の「香」を分解したものだと聞いて、全員が驚くと同時に感心していました。
次に、アロマオイルとフローラルウォーターの精製過程について実際の器具を見ながら説明を聞きました。
小学生は初めて見る蒸留の器具に興味津々でした。
蒸留にはしばらく時間がかかるので、その時間を使って高校生が「薄荷」についてさらに詳しく説明をしました。
その後、4つの班に分かれてフローラルウォーターを入れる小瓶に貼るラベルを作成しました。小学生はそれぞれ思い思いの絵を描いたり、文字をデザインしたりして、世界に一つのフローラルウォーターの小瓶を作成しました。
いよいよ蒸留された薄荷のアロマオイルとフローラルウォーターの抽出作業です。小学生たちは興味深く見守りました。
蒸留したフローラルウォーターを小瓶に詰める作業は高校生が担当しました。
最後に、南会津高校の農場の施設見学を行いました。
詳しい説明はいつも実習で使っている高校生が担当しました。
「生物活用」の授業で栽培したセンニチコウでドライフラワーを作っていることも説明しました。
ビニールハウス内で栽培しているトマト「南高トマト」についても説明しました。
演習林の中も散策しました。土の中にキノコの菌糸がたくさんあることを聞いて、小学生たちは興味深く地面を観察していました。
演習林の日陰はひんやりして気持ちよかったです。
「一十八日」さんからいただいたクロモジの苗木の観察も行いました。苗木の一部をはさみで切って匂いを嗅ぐと、とても良い香りがしました。
最後に教室に戻り、高校生からまとめの挨拶があって、無事交流授業が終了しました。高校生の皆さん、小学生の皆さん、お疲れ様でした。
地域資源活用の授業で、福島イノベーション・コースト構想推進機構の
「ふくしまイノベ未来講座」を活用し、【福島大学 望月先生】による
野生動物の防除の方法についての講義をいただきました。
今回は2回目の講義になり、前回の内容(シカ・サル・イノシシ・クマの生態と
防除、電気柵の正しい設置、学校ほ場での防除のアドバイスなど)を復習した後、
学校ほ場の様子を見ていただきました。さらに、次年度に向けた防除対策を
生徒・教員が意見を出し合いました。
次年度は、電気柵やネットによる防除に加え、新たな防除案を3つ出しました!
実践できるよう頑張ります!(^^)!
2年次 草花の授業では、南会津地域特産の宿根カスミソウの
栽培に挑戦しています。
今年も種から育てます。
ガラス温室の土を耕し、マルチをはり、苗を定植しました。
来年もステキなカスミソウが咲きますように!(^^)!
本日は、ブロッコリーの定植をしました。
畝たて、マルチングをしたあと、ブロッコリーの苗を
丁寧に定植しました。
アブラナ科はモンシロチョウなどの幼虫の大好物です。
防除のために不織布で覆いました。
美味しいブロッコリーができるよう、これから栽培管理を
頑張ります!
7月25日(金)フレッシュ農業講座2回目「南会津の農林業の魅力に触れてみよう」、7月29日(火)ツリーイングを1年次のアグリ環境探究系列選択希望者を対象に行いました。
7月25日(金)フレッシュ農業講座では、南会津農林事務所様とともに南会津域内の農林業に関する企業を見学しました。
7月29日(火)ツリーイングでは、講師「ぬかぴー」さんに教えていただきながらツリーイングを体験しました。
初めは恐怖心があった生徒たちでしたが、コツをつかむとスイスイ登っていました。
生徒たちは、「楽しかった。」「1本の木に6人で登っても大丈夫なことに驚いた。」「良い経験になった。」など目を輝かせていました。
今年度から南会津高校産大玉トマトの販売を開始しました。
商品名は、「なんこう とまと」です!
今回は、事務室と職員室での販売でした。
まだまだ収穫量が少なく校外販売はできませんが、栽培管理をしっかりと
行い、皆様へお届けできるようがんばります(^^)/
商品名:なんこう とまと
トマト品種:りんか409
販売価格:200円/袋(約400g)
南会津農林事務所主催の「第1回フレッシュ農業講座」を行いました。
南郷トマトの生産者である株式会社新国農園 代表取締役 新國真也様から
「南郷トマト栽培を通して南会津地域を創生する」という題目で講話をいただきました。
新國様の南郷トマト愛、地元愛、人生を楽しむ姿に生徒たちは深く感動していました!
生徒たちが新國様のように南会津地域を担う人材として活躍することを期待したいです!
4月から育ててきたジャガイモを収穫しました!
大きなジャガイモがたくさん収穫でき、試食会も行いました(^^♪