学校行事

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令和6年度南会津高等学校長式辞

令和6年度 福島県立南会津高等学校入学式 式辞


 暖かな風の香に春を感じる今日の佳き日、南会津町長渡部正義様、同窓会会長様、父母と教師の会会長様をはじめ多くの御臨席を賜り、令和6年度福島県立南会津高等学校入学式を挙行できますことに、本校職員一同、心から感謝を申し上げます。

 ただいま入学を許可されました56名の新入生の皆さん、あらためて入学おめでとう。そして、ようこそ、この南会津高校へ。教職員一同皆さんの入学を心から歓迎し、そして共に学び様々な活動を通じて、この南会津高校の伝統を一つ一つ新たに築いていけることに、大きな喜びを感じています。

 また、これまでお子様の健やかな成長を願い、導き、育んでこられました保護者の皆様に、心から敬意を表しますとともに、お祝いを申し上げます。

 さて、本校は、昨年4月1日に、二つの高校が統合され、二校の伝統を引き継ぎつつ、南会津地区唯一の単位制総合学科の高校として、スタートを切ったばかりの真新しい学校です。新入生の皆さんはその2期生として、上級生と共にこの学校の歴史に、新たな1ページを刻んでいくことになります。

 今日は、その新入生の皆さんに本校の校訓をぜひ知ってほしいと思いますので、紹介します。まず一つ目は「湧志」です。志が湧くと書きます。志は目標と置き換えても良いと思います。皆さんには高校生活の中でたくさんの目標を持ち、それを達成してほしいと願っています。

 二つ目は「友愛」です。友を愛すると書きます。高校生活のなかでたくさんの友達を作ってください。そしてその友達、仲間、さらには皆さんに関わるすべての人を大切にしてください。

 三つ目は「協働」です。協力して働くと書きます。世の中、社会は多くの人が関わり合い協力しあって成り立っています。学校も同じです。自ら進んで周りの人と助け合い、協力できる人間になってください。

 この三つの校訓を常に心に留め、変化の激しい現代において、自ら学び、自ら考え、未来を切り開く力を身につけ、この南会津の地域、さらには日本、そして世界を支える人材に成長してくれることを期待しています。

 次に、保護者の皆様、この新たな南会津高校に大きな期待と共に少しの不安も感じられているかと思います。しかし、私も含めた本校の教職員の力を信じてください。そして、本日ご臨席いただいている地域の方々を信頼してください。そして、何より目の前にいるお子様の無限の可能性を信じてください。

 そして、本日この場に参列いただいた皆様をはじめ、本校関係者全員で地域の宝である子供たちを育てていきたいと考えておりますので、ぜひ、ご協力をよろしくお願いいたします。

 結びに、新入生の皆さん。本日の入学式の感動と、本日この場に参列いただいた方をはじめ、多くの方々が皆さんを支えてくださっていることへの感謝の気持ちを忘れることなく、充実した三年間を過ごされることを祈念して、式辞といたします。


 令和6年4月9日

                        福島県立南会津高等学校長 高橋 敏幸

令和6年度入学式

 令和6年4月9日(火)に令和6年度入学式を行いました。

 南会津町町長様をはじめ、ご来賓の皆様より祝辞いただき、新入生を代表して 星 柚希 さんが宣誓を(誓いのことばを述べました)行いました。

 その後、校長先生から担任団を紹介し、退場となりました。

 改めまして、新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

 共に学ぶ仲間として一緒に南会津高校をさらに盛り上げていきましょう。

 

令和5年度芸術鑑賞教室(多様な音楽の世界へようこそ!~聴いて感じて、参加して~)

 令和5年11月15日(水)、御蔵入交流館において、南会津高校両校舎合同の芸術鑑賞教室を実施しました。

 会津演奏家連盟の江川 龍二さん(ピアノ)、鈴木 博子さん(サクソフォーン)、渡部 史子さん(声音 ソプラノ)、本校舎の赤城 佳奈先生(ヴァイオリン)が、トルコ行進曲などを演奏してくださいました。

 「多様な音楽の世界へようこそ!~聴いて感じて、参加して~」のタイトル通り、様々な国の音楽に触れることができ、ときには、生徒や先生も参加して、大いに盛り上がりました。

 江川さん、鈴木さん、渡部さん、赤城先生、そして会場をご提供いただきました、御蔵入交流館の皆さま、すばらしい一日を本当にありがとうございました。

令和5年度ホームルーム対抗球技大会(第2日目)

 令和5年11月9日(木)の第2日目は、本校舎のみで、開催しました。種目は、第1日目に引き続いてバレーボールでしたが、各クラスが生徒、担任でチームをつくり、熱戦をくり広げました。

 3年生がさすがの実力を発揮し、男子トーナメントは、3年2組、女子トーナメントは、3年1組が優勝しました。本当におめでとうございます。

令和5年度ホームルーム対抗球技大会

 令和5年11月8日(水)、本校本校舎第一体育館において、本校舎と南郷校舎合同によるホームルーム対抗球技大会を開催しました。

 午前中はバドミントン、午後はバレーボールを行いましたが、生徒だけではなく各クラスの担任と副担任も出場し、大いに盛り上がりました。

 日頃は、離れて学ぶ両校舎の生徒が、楽しみながら、絆を深める、貴重な一日となりました。

令和5年度連携中学校2年生による本校訪問

 令和5年度11月2日(木)、本校と南会津郡内の2町立5校で実施している連携型中高一貫教育事業の一環として南会津町立田島中学校と南会津町立荒海中学校の2年生の皆さんが59名が本校本校舎を訪れました。

 全体会では、職員による本校や総合学科の特色などに加えて、両中学校出身の本校1年次生が、本校での学校生活の感想や高校生になるための心がまえなどの話を通して、後輩の皆さんにエールを送りました。

 その後、グループに分かれて、今年度から総合学科となった本校の特色である授業を見学していただきました。

 今回の訪問を進路研究に役立てていただくとともに、多くの皆さんと本校において、一緒に学べることを楽しみにしております。

第3学年遠足

 第3学年は、10月27日(金)に那須ハイランドパークへ行ってきました。天気にも恵まれ、朝のバス内はワクワクした雰囲気でいっぱいでした。集合写真撮影後、生徒たちは、それぞれ目的のアトラクションへ一目散に向かっていきました。出発予定時刻までフルに楽しんだようで、帰りのバスはとても静かでした。生徒たちにとって、高校生活を共に過ごした友達との大切な思い出の一つとなりました。

修学旅行第4日目(第2学年)

 修学旅行第4日目〔令和5年10月27日(金)〕は、晴れているものの、少し肌寒い朝となりました。3泊4日の修学旅行も早いもので最終日です。
 まず大阪から西に約90km移動し、国宝に指定され、世界文化遺産でもある「姫路城」を訪れました。生徒たちは、青空に映える“白鷺城”の美しさに感嘆しつつ、近くに見えていても、なかなか辿り着くことができない大天守に、城の大きさを体感していました。

 姫路城にも、京都や大阪と同様、たくさんの外国人観光客の皆さんが訪れており、たくさんの言語のパンフレットが並んでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           

           2年1組集合写真          

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            2年2組集合写真

        青空に映える”白鷺城”            たくさんの種類の外国語パンフレットが並ぶ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     外観五層、内部七階の大天守は、まさに大迫力!   

 

 昼食には、郷土料理である“姫路おでん”を美味しくいただきました。「ごちそうさまでした。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              姫路おでん

 

 昼食後には、バスで兵庫県神戸市に移動しましたが、途中、兵庫県明石市の高速道路上で東経135度の日本標準時子午線を通過しました。午前の歴史に続いて、地理の学習です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         日本標準時子午線の案内標識       

 

 神戸市では、中央区にある「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」において、震災学習に取り組みました。

 これは、本校が令和4年度から参画している福島県教育委員会の「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」に関連させて、新たに取り入れたものでありましたが、生徒たちは、実物の震災関連資料や再現映像から、地震被害の大きさ、被災者の皆さんの悲しみ、復興へのプロセス、防災と減災の大切さなどのたくさんのメッセージを感じ取っていました。今回、学び、考えたものをいかしながら、福島における震災、復興及び福島の未来について発信する活動に取り組んでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       人と防災未来センターの外観          

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        人と防災未来センターの案内板      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人と防災未来センター3階震災の記憶フロア「震災の記憶を残す」にて

 

 その後、大阪国際空港(伊丹空港)から空路、福島への帰路につきました。
 なお、この日の関西は、午後から雷をともなう激しい雨になると予想されていましたが、雨が降り出したのは、大阪国際空港到着後のことでした。天候に恵まれた4日間でしたが、これは、生徒たちの“日頃の行いの良さ”の賜でしょう。 

 午後7時59分、修学旅行団は、無事学校に到着しましたが、生徒たちの表情には、達成感と充実感、さらには、迎えに来ていただいたご家族の皆さんに会えたことへの安堵感があふれていました。

 今回の修学旅行が、高校3年間だけでなく、これからの人生においても、かけがえのない大きな宝物となったと確信します。

 これは、ひとえに保護者の皆さまをはじめ、今回の修学旅行を支えていただいたすべての皆さまの温かなご理解とご支援の賜と、心より感謝申し上げます。

修学旅行第3日目(2学年)

 おだやかな秋晴れで、過ごしやすい一日となった修学旅行第3日目は、ハロウィーン・イベントで盛り上がるユニバーサル・スタジオ・ジャパンで、アトラクションやハリウッド映画をテーマにしたさまざまなライドや人気キャラクターが元気いっぱいにダンスする“NO LIMIT! パレード”などを満喫しました。

 およそ7時間の滞在でしたが、あっという間に過ぎてしまい、たくさんのお土産が入った、キャラクターデザインの買い物袋を両手に抱えながら、後ろ髪を引かれる思いでユニバーサル・スタジオ・ジャパンを後にしました。

 まさに、“夢と冒険の王国”において、魔法をかけられたようなひとときでした。

 

 

 

 夕食は、難波にて、大阪グルメの代表格とも言える“お好み焼き”と“焼きそば”を鉄板の上で焼きながら堪能しました。ちなみにデザートは、こちらも名物“わらび餅”です。

 「ごちそうさまでした。」

修学旅行第2日目(2学年)

 第2日目も晴天に恵まれました。最初に学年全体で、東寺(教王護国寺)を見学し、その後、京都駅に移動して、京都市内での班別自主研修に取り組みました。


 嵐山、鹿苑寺金閣、太秦映画村、京都府京都文化博物館、二条城、伏見稲荷大社など、事前学習において、班員で一生懸命調べ、たくさん話し合って決めた計画に基づき、思い思いの寺社や景勝地を巡りました。
 研修の合間には、食文化と買い物を楽しめたようで、お土産を両手いっぱいに抱えて宿舎に戻ってきた生徒たちの表情は、充実感で満ちあふれていました。