アグリ環境探究

駒止湿原 ブナの植林活動

2025年10月7日 17時34分 [南会津高校-システム管理者]

WIN_20251007_10_39_33_Pro

駒止湿原ブナの植林活動に参加しました。

WIN_20251007_09_22_19_Pro

 駒止湿原は、南会津町と昭和村にまたがる標高約1,100mのブナ林に囲まれた植生豊かな湿原です。今回は田島ロータリークラブによる社会奉仕活動の一環として、湿原を守るためのブナの植林活動に参加しました。

WIN_20251007_09_27_10_Pro

 参加生徒は「森林科学」を受講している、アグリ環境探究系列の生徒7名です。駒止湿原を案内してくださる方と挨拶を交わして現地に向かいます。

WIN_20251007_09_29_42_Pro

 急な坂道を上りながら湿原に向かいます。

WIN_20251007_09_33_26_Pro

 途中途中で駒止湿原の貴重な植生についても説明を受けました。

WIN_20251007_09_34_17_Pro

 実物を見ながら説明を聞くととても分かりやすいです。

WIN_20251007_09_37_23_Pro

 南会津特産のクロモジも自生していました。

WIN_20251007_09_45_06_Pro

 植林する場所に到着し、生徒は一人一人自己紹介をしました。

WIN_20251007_10_00_07_Pro

 「南会津町の湿原を守る会」の方から、ブナの植林のやり方と注意事項の説明を受けます。穴の深さや大きさ、苗木を植えた後の土のかぶせ方など、ブナの苗木が根付くための重要なポイントがたくさんあります。

WIN_20251007_10_09_49_Pro

 いよいよ植林活動です。生徒は一人3つのブナの苗木を受け取り、それぞれ植林する場所を決めます。

WIN_20251007_10_12_21_Pro

 植林する場所が決まったらスコップを使って穴を掘っていきます。

WIN_20251007_10_13_06_Pro

 田島ロータリークラブの方々とも協力して植林していきます。

WIN_20251007_10_30_53_Pro

 石が多い場所はツルハシを使って石を掘り起こします。思った以上に大変な作業です。

WIN_20251007_10_20_23_Pro

 しっかりと植林することができました。

WIN_20251007_10_20_44_Pro

 それぞれの苗木には番号が割り当てられていて、将来、成長の様子を確認することができます。

WIN_20251007_10_51_59_Pro

 作業が終わった後は、実際に湿原の散策を行いました。湿原の入り口には緑のマットがあり、これで靴についた植物の種子を落とし、外来種の湿原への侵入を防いでいます。

WIN_20251007_11_00_47_Pro

 湿原の入り口近くは、まだ湿原生成の初期段階なので、アシの背丈も高く湿原のイメージとは違った状況です。

WIN_20251007_11_09_13_Pro

 湿原の奥に進むにつれて植物の背丈も低くなり、湿原のイメージに近くなってきました。整備された木道に沿って進んでいきます。

WIN_20251007_11_20_45_Pro

 ポイントポイントで湿原内に自生している貴重な植物の生態について説明を受けました。

WIN_20251007_11_27_38_Pro

 標高の高い場所に広がっている湿原に驚くばかりです。

WIN_20251007_11_46_28_Pro

 最後に田島ロータリークラブの方からお話をいただき終了となりました。生徒たちは身近に素晴らしい湿原があること、その湿原を守るために多くの方が活動していること、そして自分たちもその一翼を担うことができたことをあらためて感じることができました。
 とても貴重な体験をすることができました。関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

(更新:2025年10月9日 09時36分)
駒止湿原 ブナの植林活動 2025-10-07 [南会津高校-システム管理者]
駒止湿原 ブナの植林活動
2025-10-07 [南会津高校-システム管理者]