アグリ環境探究

田島第二小学校6年生との交流授業

2025年9月12日 13時04分 [南会津高校-システム管理者]

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 令和7年9月11日(木)に、福島県教育委員会の「超スマート社会を担う産業人育成事業」の1つ「専門教育魅力発信応援事業」として、田島第二小学校6年生を本校に招き、農業科の「生物活用」で交流授業を行いました。

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 授業の内容は、南会津町の企業である「株式会社 一十八日(じゅうはちにち)」様の御協力の下、南会津高校の農場で収穫した「薄荷」を蒸留して、アロマオイルとフローラルウォーターを作成するというものでした。

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 はじめに、高校生が南会津高校の特徴について、スライドを用いてい説明しました。

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 説明を担当した生徒が所属している、アグリ環境探究系列の説明には特に熱が入りました。

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 今年度から活動している本校の農業クラブについても紹介しました。

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 続いて生徒が考案した「薄荷クイズ」を行い、小学生の関心をぐっと引き寄せました。

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 問題は2択式で、全部で5問ありました。

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 小学生は正解だと思う方に、元気に手を挙げて答えてくれました。

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 続いて、今回講師を務めてくださった「一十八日」様から挨拶と会社の概要の説明をいただきました。社名の「一十八日」は漢字の「香」を分解したものだと聞いて、全員が驚くと同時に感心していました。

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 次に、アロマオイルとフローラルウォーターの精製過程について実際の器具を見ながら説明を聞きました。

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 小学生は初めて見る蒸留の器具に興味津々でした。

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 蒸留にはしばらく時間がかかるので、その時間を使って高校生が「薄荷」についてさらに詳しく説明をしました。

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 その後、4つの班に分かれてフローラルウォーターを入れる小瓶に貼るラベルを作成しました。小学生はそれぞれ思い思いの絵を描いたり、文字をデザインしたりして、世界に一つのフローラルウォーターの小瓶を作成しました。

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 いよいよ蒸留された薄荷のアロマオイルとフローラルウォーターの抽出作業です。小学生たちは興味深く見守りました。

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 蒸留したフローラルウォーターを小瓶に詰める作業は高校生が担当しました。

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 最後に、南会津高校の農場の施設見学を行いました。

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 詳しい説明はいつも実習で使っている高校生が担当しました。

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 「生物活用」の授業で栽培したセンニチコウでドライフラワーを作っていることも説明しました。

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 ビニールハウス内で栽培しているトマト「南高トマト」についても説明しました。

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 演習林の中も散策しました。土の中にキノコの菌糸がたくさんあることを聞いて、小学生たちは興味深く地面を観察していました。

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 演習林の日陰はひんやりして気持ちよかったです。

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 「一十八日」さんからいただいたクロモジの苗木の観察も行いました。苗木の一部をはさみで切って匂いを嗅ぐと、とても良い香りがしました。

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 最後に教室に戻り、高校生からまとめの挨拶があって、無事交流授業が終了しました。高校生の皆さん、小学生の皆さん、お疲れ様でした。

(更新:2025年9月16日 14時15分)
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