学校ブログ

第3学年化学&生物選択者 パンづくりに挑戦(発酵とメイラード反応)

 令和6年1月24日(水)と翌25日(木)、化学と生物を選択する第3学年の生徒4名が、パンづくりを通して、”発酵”と”メイラード反応”を学びました。

 理科の授業で、「なぜパンづくり?」と思われるかもしれませんが、これは、”発酵”と”メイラード反応”を検証するための歴とした実験です。
 まず、強力粉にイースト菌と水を入れて十分に捏ねてつくった生地を1日冷蔵庫にいれて発酵させました。
 一晩あけて、冷蔵庫を開いてみると、そこには大きく膨らんだ生地が・・・。生徒たちは興奮気味でした。(うまく発酵せず、膨らまないものがあったのは、残念。)発酵の前と後の質量を比較し、「質量保存の法則」を確認しました。
 その後生地を成形し、オーブンで焼くことにより、糖とタンパク質が加熱されて褐色に色づく、”メイラード反応”をしっかりと確認したうえで、実食しました。
 生徒たちは、各自ジャムや生ハムなど思い思いの持参し、実験の成果をおいしく堪能していました。楽しく学べて、「ごちそうさまでした。」