学校行事

修学旅行第4日目(第2学年)

 修学旅行第4日目〔令和5年10月27日(金)〕は、晴れているものの、少し肌寒い朝となりました。3泊4日の修学旅行も早いもので最終日です。
 まず大阪から西に約90km移動し、国宝に指定され、世界文化遺産でもある「姫路城」を訪れました。生徒たちは、青空に映える“白鷺城”の美しさに感嘆しつつ、近くに見えていても、なかなか辿り着くことができない大天守に、城の大きさを体感していました。

 姫路城にも、京都や大阪と同様、たくさんの外国人観光客の皆さんが訪れており、たくさんの言語のパンフレットが並んでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           

           2年1組集合写真          

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            2年2組集合写真

        青空に映える”白鷺城”            たくさんの種類の外国語パンフレットが並ぶ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     外観五層、内部七階の大天守は、まさに大迫力!   

 

 昼食には、郷土料理である“姫路おでん”を美味しくいただきました。「ごちそうさまでした。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              姫路おでん

 

 昼食後には、バスで兵庫県神戸市に移動しましたが、途中、兵庫県明石市の高速道路上で東経135度の日本標準時子午線を通過しました。午前の歴史に続いて、地理の学習です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         日本標準時子午線の案内標識       

 

 神戸市では、中央区にある「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」において、震災学習に取り組みました。

 これは、本校が令和4年度から参画している福島県教育委員会の「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」に関連させて、新たに取り入れたものでありましたが、生徒たちは、実物の震災関連資料や再現映像から、地震被害の大きさ、被災者の皆さんの悲しみ、復興へのプロセス、防災と減災の大切さなどのたくさんのメッセージを感じ取っていました。今回、学び、考えたものをいかしながら、福島における震災、復興及び福島の未来について発信する活動に取り組んでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       人と防災未来センターの外観          

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        人と防災未来センターの案内板      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人と防災未来センター3階震災の記憶フロア「震災の記憶を残す」にて

 

 その後、大阪国際空港(伊丹空港)から空路、福島への帰路につきました。
 なお、この日の関西は、午後から雷をともなう激しい雨になると予想されていましたが、雨が降り出したのは、大阪国際空港到着後のことでした。天候に恵まれた4日間でしたが、これは、生徒たちの“日頃の行いの良さ”の賜でしょう。 

 午後7時59分、修学旅行団は、無事学校に到着しましたが、生徒たちの表情には、達成感と充実感、さらには、迎えに来ていただいたご家族の皆さんに会えたことへの安堵感があふれていました。

 今回の修学旅行が、高校3年間だけでなく、これからの人生においても、かけがえのない大きな宝物となったと確信します。

 これは、ひとえに保護者の皆さまをはじめ、今回の修学旅行を支えていただいたすべての皆さまの温かなご理解とご支援の賜と、心より感謝申し上げます。