10月28日(火)、田島中学校にて数学科の授業研究会が行われました。
中学校と本校の数学科の教員に加えて、福島県教育庁南会津教育事務所や南会津町教育委員会の方々にもお越しいただきました。
今年度から田島中学校、荒海中学校に加えて、舘岩中学校、南会津中学校、下郷中学校の計5校が本校の連携型中高一貫教育校となりました。
その教育事業として、高校の教員が中学校へ出向いての出前授業や進路ガイダンス、さらには中学生が高校での教育活動を体験する高校訪問や部活動の合同練習など、様々な取り組みが行われています。
数学科では、各中学校へ年8回の出前授業や共通テストを実施し、学力向上はもちろん、中高の学習内容の接続を図ったり、進路意識の向上に努めたりしています。
今回は、3年1組教室において『相似な図形』の授業が行われました。
先日行われた文化祭『すずかけ祭』の話題から、校庭のすずかけの木の高さを調べるにはどうしたらよいかを考える授業でした。
また、周りの友達と考えを共有する時間、その名も『田中(でんちゅう)タイム』を取り入れるなど、田島中ならではの授業展開でした。
田島中学校の教員は主な進行を務めるT1(ティーチャー1)、本校の教員は板書や個別指導で授業を補助するT2(ティーチャー2)としてティーム・ティーチング(TT)が行われ…
と思いきや、なんと途中からT1が入れ代わり、本校の教員による❝タンジェント❞の話題が…⁉
※タンジェントは高校で習う内容
中学生にとっては、今学んでいる内容が、高校ではどんな授業に繋がっていくかを知ることが出来る貴重な機会になったようです。
『あ〜、そういうことか‼︎』という生徒の呟きが聞けて、見ているこちらも嬉しくなりました。
各中学校3年生の皆さん、本校の教員が授業に訪れた際は、遠慮なく分からないことを質問して下さいね。
今後も一緒に学びを深めていきましょう。